昆虫類はさまざまな環境に適応するきわめて多くの種から成り立っています。本県のレッドデータブックでは、掲載されている種のほぼ半数を水生昆虫が占めています。とくに、池や湿地などの止水域に生息するトンボ類や水生カメムシ類、大型の水生甲虫類には絶滅の危惧されている種が多く含まれています。沖縄県は多くの島々からなることから、地域や島ごとに独自に進化した固有種の昆虫が多くいますが、こうした固有種は生息域も狭く多くの種が選定されています。複数の島々にすむような種についても、絶滅が危惧される地域がある場合には地域個体群として選定しています。このほか、過去数十年間にわたり発見されていない種については、絶滅が非常に危惧される状況となっています。
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