沖縄 は 生物多様性 のとても 豊 かな島です。 ところが最近、もともといた生きもの( 在来種 )が 減 り、 よそから来た生きもの( 外来種 )が目につきます。 在来種 は本当にいなくなったのでしょうか? 外来種 はどこまで広がっているのでしょうか? こんな、身近な自然の変化をみなさんに調べてもらおう! というのが「生きものいっせい 調査 2015」です。
昔、アオカナヘビは、 沖縄島 では家の近くで見つかる身近な生き物でしたが、 最近は 減 っているといわれています。 こうした生き物が今どうなっているかを知ることで、身近な自然の変化について新しい発見があるかもしれません。 身近な生き物や自然が、今どうなっているかを知るために、みんなの協力が必要です。
沖縄県内 の小学校に 調査票 を 配布 し、 夏休み 期間中 に家や学校の周りで見つけた生き物を調べてもらいました。
フォトコンテストも 同時 に 実施 し、 生き物の写真と写真を 撮 った場所を教えてもらいました。
調査の結果
は、下のリンク先からダウンロードできます。
調査の結果
はのページからも見ることができます。
生き物をクリックすると 調査結果 が見れます。
今回の 調査 では、アオカナヘビ 類 の 分布 の 把握 に利用できる 学術的 に 貴重 な 情報 がありました。
「生きもの いっせい 調査 」に 回答 して下さり、ありがとうございました。 皆さまのご協力によりカナヘビ 類 に 関 して、 大変有益 な 生息状況 に 関 する 情報 を得ることができました。
この 調査 により、カナヘビ 類 の 生息状況 についてかなりの 情報 が 得 られました。 アオカナヘビは 特 に 沖縄島 中南部 で 激減 していて、 地域絶滅 も 懸念 されていたのですが、 本調査 の 結果 から、 沖縄島 中南部 でもまだ 生息 している場所があちこちに 残 っていることが分かりました。 同じことは、 同時 に行われたフォトコンテストの 結果 からも読み取ることができます。とはいえ、多くの場所で、アオカナヘビの 生息地 はとても 狭 く、 個体数 が 非常 に少ないことは 間違 いありません。 今回の 情報 も、多くの人が「いっせい 調査 」をしたからこそを 得 られたものです.今後もこの 調査 を 継続 し、より 精度 の高い 情報 を 集 めていけば、どんな 環境条件 がカナヘビ 類 の 生息 に 必要 なのかを 分析 することができます。そして、その 分析結果 から、こういう 身近 な 動物 を守っていくにはどうしたらよいのかを考える手がかりが 掴 めると 期待 しています。
また、今回の 調査 では、アオカナヘビにたくさんの 地域名 があることも分かりました。このことからは、アオカナヘビが 昔 から人が生活している 環境 でもよく 観察 される、 身近 な 動物 であったことがうかがえます。